2009年4月17日金曜日

【ボランティア】

会社が社会にボランティア的貢献をするというのではない。
社員が所属クソIT会社にボランティア的貢献せよということである。
実質的には、
●サービス残業
●金にならない社内での活動(土曜日曜に勉強会を開けとか、片手間社内開発が火を吹いたときの火消し用の動員 <こいつは大体定時後とか土曜日曜> とか)
●片手間社内開発の尻拭い(バグやら設定変更やらの尻拭い)
●事務所引越し等の雑用
●社長が自己満足するためだけの社内行事への参加
●誇大広告丸出しの自社ホームページ作成のお手伝い
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強いて、クソIT会社が社会貢献する道があるとすれば、以下の点であろう。
●素人をIT技術者に育てて世間に送り出す。
ズブの素人を技術者の仕事が出来るように仕立て上げたあと、その技術者がクソIT会社に愛想つかして辞めることで、「タダで技術者を養成」という社会貢献?をする結果になっているのである。

2008年12月16日火曜日

【パッケージ】

有名どころの作るパッケージはまあいいとして、零細クソIT会社のパッケージは怪しい。

パッケージ製品であるからには、コンピュータやらOSやら環境が基本要件を満たすところに入れてやると動くはずのもんである。
それを前提に追加機能を上乗せして、カスタマイズのゼニを客からとるのが普通だ。

ところが、零細クソIT会社のパッケージは、いわゆる「製品」として成り立っていないのに「パッケージ」と称している。
某クソ会社の販売管理パッケージなんぞ、出来上がっている部分はログイン画面とメニュー画面のみ。(デモ用のネタにもなってない)
あとは受注するたびに作り直し。カスタマイズしかあり得ない。

普通、パッケージ製品ならではの信用や、安定を客は求めているはずだが、零細クソIT会社パッケージにそういうモノはあまり期待出来ない。
ま、いつもカスタマイズとは言え、同じようなシステムを何回か作っていると、社内に蓄積するノウハウも普通はあるはずだ。業務知識や、使い回しのきくコンポーネントの作成とか。

ところがクソな会社は、辞めていく人間が多いからそういうモノが蓄積しない。
へたすりゃ社長の頭にしかなかったりする。しかもこういうクソ社長は、自分が一番賢い立場で居たいので、自分のノウハウを進んで人に教えない。試行錯誤していたり失敗したのを見て初めて「そんなんも知らんのか」と、楽しそうに人をイビりながら言う。
しかも、言っている内容がまた分からない。クソ社長には次から同じようなミスをしないように指導する意図はない失敗したヤツの無知を嘲笑う意図だけだ。好意的に見れば嘲笑われると言う罰を持って人を育てると言う方針なのかも知れないが、単に楽しんでいるだけかも知れない。

だから社員が辞める。
技術の引継ぎや蓄積が出来ない。
「同じものを改良しながら作ることで得られる安定」がないパッケージもどき。

出来たカスタマイズパッケージカスパッケージだ。
このように、クソパッケージを会社の柱であるかのようにして、自社の技術力を誇大広告するクソIT会社が結構あるのだ。

インチキ商売に気をつけましょう。


※零細な会社でも、ちゃんとしたパッケージを作り、改良を重ねて信用出来るモノにしているところは勿論ある。これは零細クソIT会社じゃなくて小さくてもまともなIT会社だ。まともな会社の方が多いことを願いたいのだが。


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